あぶちゃん日記

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zoom RSS 杖があったから <俳人・黒田桃子さん>の話を聞いて

<<   作成日時 : 2012/05/11 07:02   >>

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ラジオ深夜便の4時、俳人の黒田桃子さんの談話が流れている。
『名残りの花になごむしあわせ』…薀蓄のある話が続く…
カーテンを開けると東の空が白み始め、まもなく黎明の空の下に漆色の南アルプスが鋭く、また緩やかなシルエットとなって展開してきた。
懐かしい山登りが蘇ってくる…
朝な夕なに眺める山々は、人生の一部になっているにもかかわらず、実際に登った山は何故か二つしかない。
仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳だけだった。
仙丈ケ岳には1962年11月と翌年3月の2回だけで、雪の無い時期を知らない。
長野県側の三軒岩小屋沢の中央ルンゼの初登攀がクライマーとしての出発の時だった。
もう一つの山は甲斐駒ケ岳のみ。
南アルプスに限らず他の山も穂高に数回だけで、山登りの経験だけは長いが山を知らないから、山登りを語ることはできるが、山を語る事などとてもできない欠陥者だ。
岩壁に対してがむしゃらに挑戦していた20歳代の頃…今になって思うと、何であんな登り方をと思うが、でも楽しかった。
体力的には頂点を過ぎた40歳代は…技術で登ると言えば聞こえがいいが、ごまかしのクライミングになった。でも楽しかった。
そして古希を迎えた今…はらりと落ちるか、風と共に去るか知れないが、『名残りの花になごむしあわせ』的心境でクライミングを楽しんでいる。
若い時にしか味わえない楽しさとしあわせ…歳老わないと味わえない楽しさとしあわせ。
そこには何時も杖となる素晴らしい同伴者がいた。
これからは今まで以上に杖が必要になってくる。
杖を頼りに『生涯・一クライマー』として生きて行きたいと思う。
黒田桃子さんの談話が私の心の中に黎明のごとく光り輝き始めた。



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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
ブログ楽しみにしています。

赤蜘蛛同人のネーミングセンスは素晴らしいですね。高校生の頃あこがれていました。実家に著書があるはずです。

いつまでもカッコイイ「クライマー」でいてください。
okj_64
2012/05/11 20:05

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