石松の冒険・滑って転んじゃった

この頃はぼくがお爺さんを散歩に連れてってあげている。
いつまでも元気でいてもらいたいから、ぼくがお爺さんの足腰を鍛えてあげているんだ。
南アルプスの仙丈ヶ岳や北岳、間の岳、農取岳の向こう側が光り出すと、お天道様は中央アルプスを照らしながら顔を出す。

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駒ヶ岳のロープウェイも動き始めたようだ。

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いつものように元気よく吊り橋を渡っていたら、ぼくは滑ってスッテンコロリンと転んでしまった。
お爺さんは大丈夫かな?と思って見ると…笑ってぼくを見ながら、橋の手すりにつかまりながらすり足で歩いていた。

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橋は凍っていてツルツルしている。舐めると水になって舌がものすごく冷たいからびっくりしちゃった。
遊歩道の柵の上は、霜っていうのが降りていて真っ白になっている。

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5月生まれのぼくが、初めて氷と霜をを体験した瞬間だったけど、氷や霜はツルツル滑って固くて冷たいんだね。
お天道様が背中を温めてくれてポカポカしてとても気持ちが良い。
お天道様が高くなるにつれて、最初は長かったぼくの影が短くなっていくから面白いな。

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家に帰ると、今度は裏山でキノコ採りのお付き合いだけど、お爺さんがキノコを採っている間、ぼくは思い切り山の中を走り回って自分の身体を鍛えているんだ。

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