あぶちゃん日記

アクセスカウンタ

zoom RSS そ〜じゃなくってワカンナ〜イ!

<<   作成日時 : 2017/03/12 22:56   >>

ナイス ブログ気持玉 10 / トラックバック 0 / コメント 0

今から半世紀くらい前の三月、全国女子登山者講習会が戸隠連峰と飯綱山で行われた時。そうそう、世界の<田部井順子さん>も受講生として参加していた時の話だ。
講習会に参加していた受講生の一人が、何を言っても「分かんない」「分かんない」と言うのさ。まったく物分りの悪い奴だなと思っていたんだけど、何てことはなかった。よくよく聞いてみたら、彼女が履いていた片方の輪かんじきが、歩行中に外れて雪の中に埋もれてしまったから「探してちょうだい!」って訴えていたんだって。
総動員で探したら幸いにも発見できたんだけど、まったく人騒がせな受講生だった。
「分かんない」なんて言わずに「輪かんじきが無くなっちゃった」って言ってくれれば好かったのに…

それで、輪かんじきの話なるんだけど…今じゃ、雪上歩行はスノーシューが主流なんだけど、あれは雪の中のお散歩用の履物だね。重くてデカくて急斜面では使い物にならなくて…
深い雪の急斜面のラッセルはなんてったって輪かんじきでなくっちゃ。
でも…輪かんじきにも<遊動式>と<固定式>がある事を知っている人は少ないらしい。
遊動式は、いわゆるスポーツショップで市販されている奴だ。
爪先と踵が上下に動くから緩斜面では実に楽に動ける代わりに、急斜面で腰以上に没する雪の中では、登山靴は水平になるけど、本体は雪面に並行しているから、雪面を崩すばかりで中々前進できないんだな。おまけによく脱げちゃうしね。
おいらが先輩から教わって履いた輪かんじきは固定式の奴だった。
胸まで没する急斜面を、水平に持ったピッケルで雪面を崩しながら、膝で踏み固めて、輪かんじきのキックステップで登って行くのさ。
輪かんじきと登山靴が完全に固定されているから、遊動式なんて物の比じゃないよ。しかも手作りさ。
稜線近くなって、固い雪面が予想される時には、アイゼンを装着してから、輪かんじきを裏返して履くんだよ。
何故かって言うと…固い雪面では、輪かんじきの爪がくい込まないから危険なのさ。それとね、輪かんじきを脱いでアイゼンを装着する時に何が起こるか分からないから、あらかじめアイゼンを装着しているって訳。
ヤマブドウの蔓が手っ取り早く手に入るから作るんだけど、寿命は短くてもいくらでも新しいのに代えられるから好いよ。でも…50年以上もの間で二足で済んでいるよ。

分かりやすくサンプルを作ってみたけど参考になるかな?
左が<遊動式>で右が<固定式>

画像


せっかく作ったから、インテリアに利用しよっと。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 10
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ガッツ(がんばれ!)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
そ〜じゃなくってワカンナ〜イ! あぶちゃん日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる