あぶちゃん日記

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zoom RSS 驚くべき野生生物の世界

<<   作成日時 : 2012/03/04 13:02   >>

驚いた ブログ気持玉 10 / トラックバック 1 / コメント 2

つい先日、白骨化した遺体が山の中で発見された。
昨年の秋、大捜索を行ったが発見されないまま捜索は打ち切られていた。
数日前の雨で雪が解けて発見されたのだが、ご家族の方々の心中は複雑だと思う。
どこかで元気でいてくれるかも知れない!いて欲しい…そんな願いも虚しい結果となってしまった。
これで遭難者は成仏できるし、家族も故人を弔ってやることができる。
他人事ながら、故人の冥福を祈るとともにご遺族の方々にお悔やみ申し上げます。
ところで…発見場所は、おらの山菜採りをするエリアで、熊も頻繁に出没する場所だったし、なによりも遺体と遭遇するのが恐ろしくてあまり近ずかなかった所だ。
1週間ほど前、とあるところで気持ちの悪い話を聞いていた。
犬が大きな骨をくわえて来てガリガリ齧っていると言うのだ。
その骨を食べ終わったかと思うと、また何処かから持って来て齧っているのだと聞いた。
それは多分鹿の骨だろうと言うことになったが、否、間違いなく鹿の骨に違いない!…
でも2日前…遺体が発見された場所はすぐ近くだった。
現場には衣類が散乱していて、頭蓋骨のほかの骨はあまり無かったらしい。
いろいろな生物たちが食べてしまったのだろう。
優先順位の高い動物から順番に食べ、蜂たちが食べ、蠅が食べながら卵を産み付け蛆がわき、その蛆をまた餌にする生物たちが次々と現れ、糞をする。

画像

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               <狐の糞を食べる昆虫たち>

その糞を植物たちが養分として摂取する。
こうして遺体はきれいな白骨となったのだろう。
一見惨い光景に見えるかも知れないが、これも地球のサイクルの中の一コマで、生物たちは逞しく生きているのだ。
2年前の1月、中央アルプス駒ヶ岳の稜線で狐が悠然と歩いているのを見た。
雪と氷に覆われた稜線に狐の餌などある筈がない、どうしてこんな所に!と、思ったものだ。
稜線を下って山荘の従業員にその話をすると、かなり驚いた様子だったが…
冬の遭難死事故と、狐との驚くべき関わりがおぼろげながら分かってきた。
数年前、写真撮影のために宝剣岳近くの稜線に入山して幕営したカメラマンがいた。
あまりの強風のためにテントから抜け出て避難中、雪庇を踏み抜いて転落して動けなくなり凍死してしまった。
ヘリコプターも強風のために遭難者を収容できず、翌日になって収容されたのだが…
たった2日の事だったが、雪の中から出ていた顔の部分が何物かによって食べられていたという。
その時は、近くに営巣しているクマタカの仕業ではないかと考えられていたのだが、この狐の出現によって合点のいく事例が次々と出てきたのには驚いた。
何故か遺体の一部分が食べられていたと言う。
狐の立場になって考えてみたら、3千メートル近い稜線にも餌はあった。
人間の出没する所には餌があるということを狐は知っているようだ。
幕営地周辺は恰好な餌場であるし、しかも高カロリーの物ばかりだ。
しかも、遺体を見つければしばらくの間は食べるのに事欠かない。
『野生動物の報道写真家・宮崎学』氏は言う。
動物の目線に立って物事を見ると、姿かたちこそ変わらなくとも、彼らは物凄い勢いで進化し続けていると言う。
そして、何も知らないのは人間だけだとも断言する。

このところ物騒なネタばかりだが、何かホッ!とするようなネタがないのかなぁ〜


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
自然界とはこの様な繰り返しですね・・・我々人間だって生きるが為に動物を飼育、または狩りをして食べてるんですから、食べられる動物の気持ちになればどうなんでしょうか? 喜んでいるのだろうか?

事故死された方には申し訳ないですが、生きている時に熊などの動物に襲われて命を落とすことが有れば、これほど怖くて残念な事はないですね・・・そんなことを考え想像すると・・・例え先が見えている私でも、奥深い山への一人歩きは怖くなって・・・比較的安全な六甲山系で我慢した方がベターなのでしょうか・・・考えさせられました。
う〜さん
2012/03/05 11:24
中央アルプスの稜線でキツネとは、おどろきです!食われちゃうのはいやですね。でも、人間もちゃんと自然界のサイクルの中に入っていて、土に帰ることも出来るわけですね。逆に安心したような(^^)。
やまや
2012/03/05 13:06

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